婚活をしている男性が結婚相手に求めることのひとつに「堅実な金銭感覚」があるかと思います。
生活を共にする相手が浪費家であれば、安心して家計を任せることはできません。
男性は女性のどんな部分を見て金銭感覚を判断しているのでしょうか。
今まで女性とあまり関わったことがない男性が、正確に見極めることができているのでしょうか。
男性が思い込んでいることと、女性の事情は実際どうなのかを比較して紹介していきます。
見た目が派手だと浪費家?
男性は女性の外見の特徴でキャラクターを決めてしまいがちです。
例えば、元々の顔立ちが華やかでしっかりメイクをしている女性は派手に遊んでいる、地味な顔立ちの女性はお金をかけない生活を送っているなどと勝手にイメージを持ちます。
また、エレガントな服を着ていてアクセサリーをつけている女性は服にお金を費やし、カジュアルな服装の女性は物欲がないなどと印象を受ける人もいます。
実際は節約している
男性は女性がいくらの化粧品を使っているのか、いくらで購入した服なのかを判断することはできません。
ドラッグストアとデパートの化粧品は全然価格が違いますし、服やアクセサリーがどれくらいの値段の物なのか、正規で買ったのか、セールで買ったのか、メルカリで買ったのかは本人しか知りません。
ブランド物のバッグを持っていたとしても、頻繁に買っているのか、プレゼントされたものなのか、同じものを何年も使っているのか、偽物なのかは男性にはわからないでしょう。
一見地味な女性が、実は高い化粧品を使っていることもありますし、男性とデートするときだけシンプルな装いをしていることもあります。
趣味で散財している?
男性受けが悪い趣味のひとつが海外旅行です。
この人と結婚したら毎年海外旅行で大金を費やすことになりそうだ、と想像してしまうのでしょう。
他にも多趣味で習い事をしている女性の場合、結婚後は自分がその費用を負担しなくてはいけないと考えてしまうのではないでしょうか。
限られた独身時代を楽しんでいるだけ
婚活をしている女性は、子供を望んでいる人も多くいます。
子育てをしながら海外旅行に行ったり、趣味に時間を使ったりなどできないと当然知っています。
稼いだお金を自由に使えるのは独身のときしかできないことなので、女性たちは今できる楽しみを満喫しているのです。
しかも海外旅行といっても飛行機やホテルの選択肢で費用を抑えることができますし、買い物に使う金額も人それぞれです。
韓国なら3万円で行けますし、東南アジアなら10万円以下でじゅうぶん楽しめるので高額な趣味だとは一概にはいえません。
毎月飲み会に2万円以上使っている人よりは、よっぽど堅実な趣味といえます。
美容に使うお金はムダ?
男性はきれいな女性が好きなくせに、美容にお金を使っている女性を嫌います。
- 月に数回美容室に行く
- 高い美容液を使っている
- エステを利用している
- ダイエット目的でジムに通っている
これらを実践している女性としていない女性とでは、月3万円以上の支出の差が出ます。
婚活のための投資
美容に気を使っているのは婚活のためで、結婚してしまえばこっちのものと、急に見た目などどうでもよくなる女性もいます。
その場合、損をするのは男性のほうです。
きれいな女性だと思って結婚相手に選んだのに、どんどん劣化する妻に対して、
「お金は出すから女を捨てないでほしい。結婚前の姿に戻ってほしい」
と思うことになるかもしれません。
高収入女性 vs 低収入女性
独身女性が何にどれくらいお金を使っているかは、本人の収入によって大きく変わります。
例えば手取り年収で100万円の差がある2人の女性がいたとします。
収入が多いほうの女性は欲しいものや好きなことに月5万円使い、年間40万円貯金をしています。
収入が少ないほうの女性はそのお金がごっそり無い状態で、食費のほか家賃や光熱費の支払いで貯金をする余裕はないです。
なぜか男性は低収入女性の質素な暮らしを謙虚だと評価するのです。
高収入女性は自分で稼いで自分のためにお金を使い貯金もしているのに、お金のかかる女だと決めつけられなんだか解せない話です。
結婚のために使うお金は?
生活費の使い方が自分と近いと思っても、いざ結婚するとなると意見の違いが出てきます。
- 婚約指輪は必要か不要か
- 結婚指輪の価格
- 結婚式の規模
- 新婚旅行の行き先
- 住まいは持ち家か賃貸か
結婚に対して憧れや理想がある女性もいるので、意見のすり合わせは付き合っているときからしましょう。
結婚生活はたとえ節約生活であっても、イベントは盛大にしたいと思っている人もいます。
特に見栄っ張りな女性は友だちに自慢できるような指輪や結婚式、SNSに載せるための新婚旅行を強く希望します。
ファミレスや居酒屋を好み、ブランド物には興味がない女性だと高を括っていたら大きく裏切られることになります。
まとめ
金銭感覚の違いは離婚に至ることもあるので、事前に知っておきたい大切な価値観です。
結婚を前提で出会っているのであれば、ロマンチックな会話よりも現実的な会話をすることが重要です。
持ち物や趣味で想像するのではなく、どこにお金をかけて抑えているのか、結婚後はどうしていくかを話し合って相手のことを知っていきましょう。