恋活・婚活をしている男性の中には、「若い子と付き合いたい」「結婚するなら絶対に年下の女性」と、相手の年齢を制限している人が多くいます。
しかし、知り合う機会があってもデートが続かなかったり相手に避けられたりと、うまくいかないと感じている人はいませんか?
何も悪気はなくても、自分が相手にどう見えているかを意識しないと、年下女性に嫌われてしまう場面がたくさんあります。
十分理解をして気を付けないと、恋人になるどころか友達として関わることも拒否されるかもしれません。
初めからタメ口を使う
「明らかに自分よりも年下の女性になら初めからタメ口OK」という思い込みが身についてしまっている男性が、年齢層が上がるにつれて増えていきます。
初対面で敬語を使えない人は恋愛の場面以外でも、どこへ行っても嫌われます。
職場でも合コンでもマッチングアプリでも結婚相談所でも、どんな出会い方だとしてもチャンスを逃してしまう残念なポイントです。
また、女性が自分よりも年下だと聞いた直後からタメ口に変わるのも、「さっきまでは敬語で誠実そうな印象だったのに、急に雑に扱われている感じがする」と思わせてしまいます。
常識が古い
若い世代と話していると、自分が20代のときとは違う常識や価値観があって驚いたりショックを受けることがあるかもしれません。
今の20代は収入も多くなく車を持たない人も多いので質素なデートをしている人が昔より多いです。
男性に求めるものも変わってきており、スキンケアをしっかりやっていたりお酒を飲まなかったり、男が引っ張っていくというより男女が平等でいられる関係を望む人が多いです。
連絡の取り方もシンプルで文章は短めで絵文字は少なめなので、上の世代からは不機嫌に思われてしまうかもしれませんが、それが現代の若者のコミュニケーションです。
それを素直に受け入れて順応すればいいのですが、「昔はこうだった」「男が脱毛なんて気持ち悪い」「お酒が強くてタバコを吸う男がかっこいい」「俺の時代はこういうデートで女を楽しませていた」など、昔の常識を押し付けてはいけません。
自分が生きてきた軸がスタンダードではないことを理解しましょう。
相手の意見を受け入れない
「自分のほうが年上だから、自分の意見のほうが正しい」という頑固さは年下女性を不快にさせる大きな要因です。
例えば医療保険や新NISAの話題になり、入ったほうがいい、やらないほうがいいなどいろんな見解があるのに、「その考え方間違いだよ?」と女性の意見に反対し、自分が正解や真実を知っていると主張してしまうことです。
また、自分の知識が正しいと信じて疑わない人もいます。
例えば「日本のGDPは世界で2位だから」と言い張って、10年以上前から3位だと伝えても頑なに否定したり、違うと言っているのに「オーストラリアの首都はシドニー」と間違っていたり、常に「俺のほうが正解」という前提で話をするタイプの人です。
ネットで検索して解決するような事柄なので、あとで恥をかくことになります。
「相手が年下だから自分が教えてあげる」というスタンスもありがた迷惑です。
年下の相手を諭すような、たしなめるような話し方をする癖がある男性は、悪気はないのでしょうが絶対に嫌われます。
女性のほうが優れていたら不機嫌になる
困ったことに、年下の女性は自分よりもすべてが劣っていると思い込んでいる男性が意外と多いのです。
学歴や年収、貯金額、家柄、人生経験など、話してみないと知り得ないことがたくさんあります。
初めは楽しく話していたのに、女性のスペックが明らかになると「プライドが傷つけられた!」と急に表情がくもり不機嫌な態度になる男性がいます。
- 自分より出身大学のランクが上の女性
- 有名な会社で働いている女性
- 裕福な家庭で育ってきた女性
- 堅実に資産運用をしている女性
- 難関資格を持っている女性
- 海外で生活した経験がある女性
- 自分よりも恋愛経験が豊富な女性
このような女性は当たり前に存在しており、何も珍しいことではありません。
勝手に女性を下に見て勝手に傷ついて「俺のこと馬鹿にしているだろ」と思わずに、そこは年上らしく落ち着いて感情を隠してください。
女性は年上が好きだと思い込んでいる
「女性は大人で頼りがいのある人を求めていて、年上の男性に憧れている」というのは勘違いです。
女性は高校生くらいまでは同い年か年上を恋愛対象としていることが多いですが、大人になるにつれて年下も許容範囲になったり年下男子好きにもなる人もいます。
年上の男性だからといって、内面も大人というわけではないと気付くからです。
年下男子なら許せることも、年上男性がやっていたら引いてしまうこともあります。
年下の女性と付き合いたいと思っている男性は、若い男性に負けない何かがないとなかなか選ばれないです。
自分が若い人と同じ価値があると思っている
若者の飲み会に平気で参加し、「俺って若く見られるんだよね」「20代とのほうが話が合うんだよね」「若い男に負ける気がしない」と言って年下女性を困らせていることに本人は気づいていません。
周りは気を遣って肯定してくれるかもしれませんが、それは接待として対応してくれているだけです。
若い人にすり寄っても年齢が変わることは決してないのです。
無理して世代の違うグループで女性を見つけようとせずに、感覚が合う世代や気を遣わせない交友関係からパートナー探しをしたほうがいいでしょう。
内面が成熟していない
男性は心の弱さや精神の未熟さのせいで、自分よりも弱い(と思い込んでいる)年下の女性に対して本性を見せるときがあります。
自己肯定感が低かったり、強いコンプレックスを持っている男性は男性同士や職場では取り繕うことができるのですが、女性と関わるときはその成熟していない部分が行動や言動に表れます。
自分を理解してほしいという気持ちと、自分を大きく見せたくて素直になれないところが、無自覚に上から目線という印象を与えてしまうのです。
本来、年上男性のいいところは経済力と精神的な余裕、女性の未熟な部分もかわいいと受け入れてくれる包容力です。
それが備わっていない年上の男性をわざわざ選ぶ女性はいません。