近年は普通で平凡な男性の人気が高くなってきていますが、それでも高学歴男子は婚活女性が憧れる存在です。
しかし、恋愛指南書に書いてあるアドバイスやデート術が、高学歴男子には通用しないことがあります。
彼らの生態を理解していないと「何を話していいかわからない」となったり、デートする機会があっても「自分は低スペックだから」と気後れしたり、「男性から誘ってくれない」と受け身になってしまったりとチャンスを逃すことになります。
ありきたりな会話をしない
頭のいい男性は、自分の質問に相手がどう答えるかをある程度予測できます。
例えば好きなタイプを聞かれて、「優しい人」「一緒にいて楽しい人」「好きになった人がタイプ」と答えても、この質問にありがちな回答ですし、わざわざ言うまでもない誰もが望んでいるような条件です。
もっと具体的で自分らしい言葉で返したほうが、そのあとの会話も広がりますし印象にも残ります。
「悩みを否定せずに聞いてくれる人」「誕生日にお花をプレゼントしてくれる人」「シンプルな服装で靴が汚れていない人」など、男性が「それなら自分にもできそう」と思えるように答えるのがポイントです。
趣味を聞かれた時も、「読書」とだけ伝えるのではなく好きなジャンルや読む頻度、読書するのにぴったりのおすすめのカフェの話などを足すといいです。
「工場夜景の撮影」「マイナーな格闘技」「裁判の傍聴」「Googleストリートビューで机上旅行」など、一般男性には受けが悪い癖が強めな趣味も、高学歴男性なら「変わっていて面白い」と受け入れてくれるかもしれません。
一番努力したことを聞く
高学歴の男性は、大学に入るために多くの時間を勉強に費やしてきたので、自他ともに認める努力をした経験が必ず1つはあります。
親も高学歴で高収入である可能性が高く、子供のころから習い事や趣味など興味のあることはなんでも挑戦できる環境にあったかと思います。
男性の勉強以外の得意なことを聞き出すときに、「特技は?」と聞くよりも「今まで努力してきたこと」という言葉を使って会話をするといいです。
それでも「自慢話に聞こえたら嫌だな」と謙遜してしまう男性には、印象的な出来事や考え方や価値観が変わったきっかけなど「人生のターニングポイント」を聞いてみましょう。
一問一答になってしまうと面接っぽくなってしまうので、そこからしっかり話を広げて笑顔で会話をしましょう。
アカデミックな話題
普段は知的な男性でも、魅力的な女性を前にすると判断力や記憶力が低下するといわれています。
高学歴男子とデートをした女性が、「勉強はできるのかもしれないけど、頭はよくなさそう」と言っているのをよく聞きます。
女性に見惚れている男性を本来の姿に戻すためには、彼に得意分野の話をしてもらうと頭が恋愛モードから切り替わります。
まずは中学生の時に得意だった科目の話から始めると、同じ教育を受けてきた女性も話を合わせやすいです。
男性が大学で専攻していた学問分野の話題になってくると、女性側には難しくなってくるので「詳しく教えてほしい」「面白そうだから今度調べてみるね」という感じで興味を示すといいです。
男性から一方的に学術的な話をすると嫌われますが、高学歴男子と付き合いたい女性が相手と仲良くなるための手段としては有効です。
海外の話題
留学経験があったり海外旅行が趣味の女性は、一般的な男性には引かれてしまうことがあるので、知り合ったばかりの段階では言わないほうが得策です。
しかし高学歴男子は海外に行ったことがある人が多いので、トークテーマにすると盛り上がるかもしれません。
海外に行った経験がなかったとしても彼らは知識を持っているので、国名や都市名を聞けばだいたいどのあたりにあるかが分かったり、観光名所や世界遺産、その国の出身の有名人や歴史上の人物を知っています。
知性がある男性は新しい知識を得ることが好きなので、女性の経験してきたリアルな話に興味を持って聞いてくれるでしょう。
学力・学歴以外をほめる
高学歴男子は今まで「頭いいね!」「○○大学出身ってすごい!」と何度も褒められてきています。
美人が外見を褒められても、言われ慣れていて簡単に心が動かないのと同様で、彼らにとっても定番の会話なので他のいいところを見つけて伝えるほうが喜ばれます。
特技を褒めるときは「頭がいいからなんでもできるんだね」ではなく、努力を継続できることを褒めましょう。
品のある所作や丁寧な話し方が印象的な男性には、「きっとご両親も素敵な方なんですね」と育ちの良さを褒めるといいでしょう。
恋愛に不器用でも受け入れる
勉強に時間を費やしてきた高学歴男子は、恋愛経験が少ない人が多いです。
外見や内面に問題がなくても、チャンスがなくて今までお付き合いをしたことがないという人もいます。
積極的ではないので、恋愛のときめきや刺激がなくて退屈と思う女性もいるかもしれませんが、実はこういった男性は結婚相手に向いているタイプなのです。
自分から誘ったり、エスコートをしたり、会話をリードするなどの女性が喜ぶような振る舞いは苦手ですが、女性が受け身にならずに引っ張っていけば一気に進展することもあります。
恋愛上級者は彼氏には女性に慣れている男性を選び、結婚相手には高収入で真面目で一途でお願いを聞いてくれそうな地味な男性を選びがちです。
「察してほしい」と思うのは無しにして、お互いの理想の恋愛や苦手なことなどを言葉で伝えて歩み寄れるならいい関係が築けます。