「女子会」は近況報告や悩み相談、愚痴を聞いてもらうために定期的に開催される女だけの飲み会です。
しかしストレス発散のために集まったのに、傷つくことを言われたり心にモヤモヤが残ることになったりと、逆にストレスをお持ち帰りする場合もあります。
また、楽しく過ごせていると思えても、自分のためにならない女子会も存在します。
あなたにとって本当に女子会が必要なのか考えてみてください。
彼氏ができにくくなる
予定を入れられない
毎週末の夜に女子会の予定があると、男性に誘われても断らなくてはいけません。
友達やコミュニティが多い人はすぐに先々の予定が埋まるので、来週も再来週もデートができずに男性があきらめて離れていってしまいます。
友達も恋愛も大事にしたい人は、気になっている人がいることを友達に伝えて、もしもの時は男性を優先して女子会をキャンセルしてもいいという協定を結ぶ必要があります。
足を引っ張られる
普段は仲がいいと思っていても、友達に彼氏ができそうになると阻止しようとするフレネミーがいます。
彼氏を探そうとマッチングアプリをしている友達に「出会い系で探すなんてありえない」と言ったり、男性と出会いがあった友達に「そのスペックなら私は絶対に選ばない」と言ったり、とにかく彼氏ができができないように誘導するようなことを言います。
一緒に合コンへ行き、友達と男性が仲良くなりそうになると「今日の男たちは全員ナシだね!」とLINEを送ってきたりするパターンもあります。
意志が弱く人の言うことに流されてしまう女性は、友達の言葉に「そうだね」と答え恋愛のチャンスを逃してしまいます。
女性同士の居心地がよすぎる
女性は男性よりも察する力があり共感力も高いです。
女性同士の会話は相手を肯定するのがデフォルトで、沈黙が続くこともなくテンポがよくスムーズです。
また、おしゃれなお店を見つけるのが上手なので、有意義な時間を過ごせた気分になります。
女子会ばかりしている人が男性とデートをすると、会話が下手でお店選びのセンスがないことに不満を持ちます。
女子会の快適さが当たり前だと思ってしまうと、男性の不器用なところを受け入れにくくなるので交際に至るハードルが高くなります。
自分のレベルが下がる
自分の軸がなくなる
女性同士のコミュニケーションが楽なのは共感力の高さのおかげなのですが、誰かが言ったことに頷いて「わかるー」と言わなければいけない空気の中、みんなとは違う考えを言いにくい時もあります。
「結婚はしないほうがいい」「非正規で働くなんてありえない」「貯金しても墓場にお金は持っていけない」など、偏った意見を正解だと主張する友達がいても、否定できずに共感することを言わざる負えないのはストレスを感じます。
人生観も恋愛観も仕事の取り組み方も自分の基準が正解なので、他人に合わせたり許可を取る必要もないのです。
何かを選択するときに友達にどう思われるかを考えて判断する人や、友達に価値観を否定されて自信を無くしたり考えが揺らぐ人は、女子会に行くのをやめましょう。
品がなくなる
女性数人が集まると盛り上がって大きい声になったり、手を叩きながら大げさに笑ったりと、周りが見えなくなる場合があります。
本人は気づいていないのですが、甲高い笑い声は他人を不快にします。
自分たちが楽しければいいというようなマナーの悪さや迷惑な行動は、下品なおばさんの集団にしか見えません。
ネガティブな気持ちになる
女子会では誰かの悪口や愚痴が話題になることが多いです。
話す方は吐き出してすっきりするのでいいかもしれませんが、話が長いと聞き役には負担になり、楽しむために女子会に来たのに疲れて帰ることになります。
また、同世代の友達との会話で「うちらもうおばさんだよね!」「うちら行き遅れだから」という人がいると、自分自身は違うと思っているのに勝手に同じレッテルを貼られそうになり複雑な気持ちになります。
友達と比べて落ち込む
お互いの近況を報告したときに、友達の私生活や仕事が充実していると焦りを感じたり、羨ましいという気持ちが嫉妬になる女性はとても多いです。
心から喜ぶことができず作り笑いでその場をしのぎ、帰宅してからもモヤモヤしたり自己嫌悪に陥ったりと、楽しむための女子会がストレスを抱える原因になります。
同い年や同じ職種など共通点がある友達ほど自分と比べがちで、仲がいい友達なのにきっかけがあればライバル視する関係になってしまいます。
自分の話を他でされる
頻繁に女子会をしていると話題がなくなっていき、別の女子会で盛り上がった話がネタにされることがあります。
「悪口が多い女子は、自分の悪口も他の人に言っていると思った方がいい」という人間関係の注意事項を理解している女性は多いかと思います。
信用している友達だからと話したことが、自分の知らないところで広められている可能性があります。
本人に悪気はなく、「共通の知り合いじゃないから話題にしても大丈夫」と思っている人もいます。
いつかは離れていく
10代の頃は「男は一瞬、友達は一生」という標語が流行っていましたが、実際は彼氏が夫になれば一生関わる人になり、友達よりも信頼関係が深い存在になります。
恋愛より友達を優先することが誠実だという思い込みは捨てましょう。
30歳を過ぎた女性は、「ライフステージが変わった友達は疎遠になる」ということを知っています。
どうせ結婚や出産で縁が切れるのなら、将来的に近くにいない人に時間を使っても仕方がないので、女子会に時間を費やしても意味がないのです。
まとめ
女子会をすると「本当の友達かどうかふるい分けができる」と思っていた方がいいです。
相手に違和感を感じたら距離を置くようにしましょう。
お互いを尊重することができ、相手が充実していることに喜びを感じるのなら本当の友達といえます。