どんなに仲が良かった友達でも、どちらかが子持ちになったときに疎遠になってしまうことがあります。
この場合、子持ちの女性が余計なことを言ってしまったことが原因になっていることが多いです。
子なしの女性は仲良く過ごしていたときと同じカテゴリーの会話がしたいと思っていますが、子持ちの女性は子供に関することに興味や関心を持つようになります。
変化があったのは子持ち女性のほうなので、関係が悪くなるきっかけを作りやすくなってしまいます。
近況を毎回聞く
子持ち女性は友達に話す新しいインフォメーションがあまりないので、人に質問をして会話を広げようとします。
独身女性にも子なし既婚女性にも、会うたびにニヤニヤした顔で進捗状況を聞いてきます。
「特に報告することはないよ」と言われて困った顔をして次の会話が出てこない子持ち女性の様子は、「それを聞くためだけに今日会いに来たのかな?」と思われてしまいます。
「彼氏は?」「結婚は?」
恋人のいない独身女性は既婚者の友達に会うたびに「彼氏はできた?」と聞かれ、恋人のいる女性は「結婚の話題は出ていないの?」と聞かれ、その質問をされることを不快に思っています。
彼氏が欲しい人や結婚をしたい人は、思い通りにいっていない時期にこう聞かれると嫌な気持ちになります。
友達に報告したいことがあるなら自分から言うはずなので、わざわざ聞く必要はないです。
また、恋愛や結婚をしたいと思っていない女性にとっては見当違いな質問になってしまいます。
「子供つくらないの?」「妊活はしてるの?」
親しい関係であっても「子供まだ?」「子供作らないの?」と聞くことは、とてもデリカシーがないと思われてしまいます。
「子供が欲しい」と思って自分の意志でできるものではないとみんな絶対にわかっているはずなのに、この言葉に傷つけられた子なしの既婚女性はとても多いです。
また、すべての女性が子供を望んでいるわけではありません。
友達の子供を見て「かわいいね。子供いいね」と言うことがあるかもしれませんが、相手を肯定するためになんとなく発言しただけで子供を欲しいと思っているかどうかもわからないですし、そもそも子供が好きかどうかも判断しかねます。
高齢出産や不妊治療の話題をする
「女性はみんな子供がいる人生に憧れている」と勝手に決めつけてしまい、相手に気を使って「妊娠できるかもしれないよ!」と希望を持たせようとする子持ちの女性がいます。
子なし女性に前向きになってほしいという思いが、間違った発言をしてしまうことになるのです。
「知り合いが40代で妊娠したよ!」
たとえ子供が好きでも、「40歳を過ぎたら子供はいらないかな」と思っている女性もいます。
それなのに高齢出産の話をして「妊娠するのも夢じゃないよ!」と鼓舞するのは余計なお世話です。
「不妊治療すれば可能性あるよ!」
「時間とお金をかけてまで子供が欲しいわけではない」という女性もいます。
なかなか妊娠しなければ不妊治療を始めるというのは、全ての人に当てはまるわけではありません。
不自然にうらやましがる
「子供がいない人の生活をほめてあげないと」という気持ちのせいで、子なし女性との会話がぎこちなくなります。
声や表情に気を使っている感じが出てしまうので、大体相手にばれています。
「自由でいいな!」
飲み会や旅行、観劇やライブなど「自由でうらやましい!子供がいたらなかなか行けないから」と大げさにリアクションをしてしまうと、相手に違和感を与えてしまいます。
一人でカフェに行ったりショッピングをすることにですら「自由」という言葉を使って羨ましがると、余計にわざとらしく感じてしまいます。
「仕事していてすごい!」
正社員であることやフルタイムで働いていることを過剰に褒めてしまうのも、子持ちの女性がやってしまうことの一つです。
これを言ってしまうと、(私は子育てのために仕事を辞めたけど、あなたはまだ苦労して働いているんだね)という意味に捉えられかねません。
みんな元々働いていたので何も特別なことではないはずです。
容姿の違いに言及
子持ちと子なしの女性では、手間やお金をかける余裕に差があります。
子なし女性が体型や肌質、髪質を褒められたときや、丁寧にメイクをしておしゃれな服を着ているときに、自分と比べて言い訳をしたくなる子持ち女性がよく言うフレーズです。
「子供がいないと若く見えるよね!」
子持ちの女性は動きやすくて汚れてもいい服を着たり、化粧や髪形を気にしなくなります。
元々きれいだった人も所帯じみた雰囲気が出てしまいます。
また、子なしの女性を褒めるときも、わざわざ「子供がいないから」と理由を足して、単純に相手の外見を褒めることができなくなります。
「子供産むと体型変わるから」
出産後に体型が戻らなくなる人もいますし、子育てで運動をする時間を作ることができずに体重が増える人もいます。
仕方がないと割り切ることができずに、スタイルのいい子なし女性にわざわさ「出産した人はみんな体型崩れるから」と言ってしまうと、負け惜しみのように聞こえてしまいます。
相手は別に体型の変化に注目などしていないので、誰も得をしないことは言わないほうがいいです。
子供を産むことを強くすすめる
子供を持つことで充実感に満たされたり、自分の生き方が正解だと感じる女性も多くいます。
他の人にも同じ体験をしてほしいという思いから、余計なことを言ってしまうと相手を傷つけることになります。
「子供がいれば幸せ」
子なしの女性の相談に乗るときに、子供がいる喜びはどんな悩みにも打ち勝つと言わんばかりに「子供がいれば何でも頑張れるよ」「子供の寝顔を見ているだけで幸せになれるよ」というアドバイスで話をまとめようとする人がいます。
子供がいることによって生じる悩みもたくさんあるはずなのに、幸せアピールをしても嘘くさく感じます。
「子供を産んで女性は一人前」
自分よりも上の世代の子持ち女性が言ってしまいがちな言葉です。
仕事よりも家事や子育てに労力を注いできた女性は、自分の生き方を肯定したくて言ってしまうのです。
それは反対に、子供のいない人の人生を強く否定していることになるので、絶対に言ってはいけません。
まとめ
子持ち女性は「早く私と同じライフステージに上がってきて!」という願いを込めて言っているのですが、共通の話で盛り上がる日が来る前に疎遠になってしまっては本末転倒です。
子供を持ったことは別のステージに変わっただけで、上のステージになったわけではないと心に留めておきましょう。